オランダ政府教育機構Citoが開発した3歳から6歳までの幼児教育法です。
現在、オランダ(全国)、ドイツ(ビースバーデン)、
アメリカ(ニュージャージー)、日本にて、未来型の教育・保育スタイルとして
導入されています。
これまで保育者の指示によって同じ活動を一斉に行っていました。
本園でもそういう場面はありますが、平常のピラミーデの遊びの時間は、
子どもたちが自分で好みの遊びを選んで遊び込みます。
プランニングボードでそれぞれの遊びの状況を把握した上で、
自分の遊びを選択します。
もちろん、思いがかなわない時もありますが、その中でよりよい遊びを選びます。
そうして判断力や自己抑制の力も身につけていきます
通称チト(Cito)と呼ばれ、世界で最も規模の大きな教育評価(テスト)機関で、
ヨーロッパ TOEFL(国際英語能力検定)の本部として、オランダ政府
教育機構(旧オランダ王立教育評価機関)の一員です。
オランダの全児童はCitoの学力テストを受けますが、国際的な
学力テストPISA(国際学習到達度調査)においてオランダの子どもたちの
学力は国際水準上位だったことで、Cito開発のピラミッド・メソッドが
注目を浴びてきました。
ピラミーデでは、“自分で考えて決断し、行動すること”に重点を置いています。
『教える』のではなく、『導き出す』教育法です。
指示を待つのではなく、自分で選び、主体的に判断していく子どもたちを目指します。